メルペイスマート払いの特徴と現金化方法!売上金・残高についても解説
このように思われている方に向けて、詳しく手順や特徴を解説していきます。
本記事の目次
メルカリ売上金・メルペイ残高を現金化する合法的な方法
次は合法かつ公式に認められた方法で、メルカリの売上金やメルペイ残高を現金化する手段をご紹介します。
メルカリで商品が売れると発生する売上金は、本人確認が完了すると自動的に「メルペイ残高」に反映されます(※未確認の場合は「売上金」として管理されます)。
これらの残高はアプリ内の支払いに利用できる他、振込申請を行うことで銀行口座へ出金することが可能です。
銀行口座への振込申請
メルペイ残高(売上金含む)を現金として受け取る基本手段です。
アプリの「振込申請」画面から登録済みの銀行口座に出金額を指定して手続きを行います。
振込手数料は1回200円で、申請金額や金融機関に関係なく都度発生します。
したがって、200円以下の残高しかない場合は振込申請自体ができません。
振込申請後はメルカリ所定のスケジュールに沿って入金され、通常1~3営業日程度で指定口座に振り込まれます。
なお、2020年頃までは1万円以上の振込で手数料無料という条件がありましたが、現在は金額に関係なく一律200円となっているため注意しましょう。
振込申請期限と本人確認
メルカリの売上金には180日間の振込申請期限があります。
期限を過ぎると売上金は失効…といっても即座に消滅するわけではなく、自動的に登録口座へ全額振込される仕組みです。
しかし、「アプリでかんたん本人確認」(eKYC)を完了している場合、売上金はメルペイ残高に変わり、振込申請期限は無期限になります。
いずれにせよ、振込忘れでお金を失わないよう定期的に振込申請するか、早めに本人確認を済ませておくことが望ましいでしょう。
メルペイ残高の利用
現金にする以外にも、メルペイ残高はキャッシュレス決済に活用できます。
メルペイは、iD方式やバーコードによる決済に対応しており、日常生活でよく利用される小売店や飲食チェーン、薬局などの実店舗のほか、特定のオンラインショップでも利用可能です。
残高を買い物に充てることで銀行振込の手数料や待ち時間を省けます。
ただし「手元の現金」として引き出すにはやはり振込申請が必要なので、急に現金が必要な場合は次項で述べるような間接的な現金化の方法も検討されます。
公式ガイドでも推奨される安全な方法は銀行振込であり、時間と手数料はかかるものの確実に現金を得られます。
しかし、ユーザーが検索している「メルカリ現金化」の中には、この公式手段ではない裏技的な現金化も含まれています。
それが次に説明するメルペイスマート払いを利用した間接的な現金化です。
メルペイスマート払いの特徴
メルペイスマート払いの特徴を2つ紹介します。
自動引き落としであれば手数料がかからない
メルペイスマート払いの利用では、毎月清算タイミングで手数料が300円かかってきます。
手数料が毎月かかることで損に感じてしまう人も少なくありません。
しかし、メルペイスマート払いの場合、自動引落やメルペイ残高で清算することで手数料を無料にできます。
手数料を毎月300円支払った場合、3,600円の手数料を年間で支払わなければなりません。
あらかじめメルペイにチャージし支払うだけで手数料を無料にできますので、積極的に利用しましょう。
利用上限金額が決められる
メルペイスマート払いは、残高が不足している際にもチャージせず利用可能なため、クレジットカードと同じ使い方ができます。
しかし、残高に関係なく好きなだけ利用可能なクレジットカードと聞くと、使いすぎてしまいそうと不安に感じる方も多いでしょう。
そのような方でも安心して利用できるよう、メルペイスマート払いには、利用者に対しメルペイ側が利用限度額を設定しています。
利用者は、メルペイが設定した利用限度額の範囲内で自由に上限金額を決められます。
毎月自分で利用金額を設定できますので、月の状況により変更でき、予算範囲内で設定することにより使いすぎる心配がありません。
メルペイスマート払いの注意点
メルペイスマート払いを利用する際には、支払いの滞納に注意が必要です。
清算方法ごとに清算期間が定められ、個別で支払いを分割したり、期間を延長したりするのは不可能です。
支払いを清算期間までに行えなかった場合、メルカリの売上金を未払い分に当てる仕組みになっています。
支払いを滞納してしまうと、清算完了までメルペイスマート払いは使用できませんので、滞納してしまうことがないよう注意してください。
メルペイスマート払いで現金化する方法
メルペイスマート払いを現金化する方法は、以下の通りです。
method手法① ギフト券類の購入と換金
スマート払いを使ってAmazonギフト券やAppleギフトカードなど換金性の高い商品を購入し、これを専門の買取業者に転売して現金化する方法です。
オンラインで使えるコードタイプのギフト券を購入すれば最短即日で換金可能であり、一見すると手軽です。その際、メルペイではバーチャルカード(オンライン決済用のカード番号)が発行できるため、Amazon等でもスマート払い枠を使って決済できます。
購入したギフトコードを業者に売却すれば、指定口座にお金を振り込んでもらえます。
ただし買取率(換金率)は額面の60~90%程度が一般的で、例えば1万円分のギフト券を売っても手元に7~8千円しか残らないケースが多い点に注意が必要です。
また、メルカリの利用規約違反に該当する可能性が極めて高い方法でもあります(詳細は後述)。
method手法② メルカリ内での転売
メルペイスマート払いを用いてメルカリ上で購入→再出品・売却する方法です。
例えばスマート払いで人気商品や金券類を購入し、すぐに自分で出品して売却します。
購入者から得た売上金を出金すれば現金化が完了します。
この方法はメルカリの規約上はセーフと考えられます(自分の売上金を引き出すだけなので直接の規約違反ではない)。
また、出品価格次第では元の購入額以上で売れて利益を出せる可能性もあります。
しかし当然手間と時間がかかり、すぐに売れる保証もありません。
さらに販売手数料10%と送料負担があるため、差し引くとほとんど現金が残らないことも多いでしょう。
換金率という観点ではあまり効率的な方法ではありませんが、規約違反リスクを回避しつつ現金化する裏技として紹介されることがあります。
method手法③ 専門の現金化業者を利用
いわゆる「後払い現金化サービス」を謳う業者に依頼する方法です。
この場合、具体的な手順は業者側が指示してくれるためユーザーはそれに従うだけで済み、最短即日で現金を得られる簡便さがあります。
多くはスマート払いの枠で業者指定の商品(電子クーポン等)を購入→業者がそれを買い取るという流れです。メリットとしてスピードが速い・確実に現金化できる点が挙げられ、一部業者は「最短◯分で入金」「換金率90%前後」などと宣伝しています。
しかし手数料(換金率の低下)は避けられず、相場より極端に高い換金率を謳う業者はむしろ要注意です(後述のリスク参照)。
また、原則としてこの方法自体がメルカリ・メルペイの規約違反にあたります。表向き「専門業者」と言っても、結局はギフト券換金などと手口は同じであり、規約で禁止された現金化行為を代行しているに過ぎません。
メルペイスマート払いで現金化する手順
メルペイスマート払で現金化する手順は以下の通りです。
1.本人確認する
はじめに、メルカリのアプリ内からメルペイの本人確認をします。
メルペイスマート払いは、本人確認が完了しないと使えませんので、当然現金化も不可能です。
そのため、アプリのダウンロードが完了したら、まずは本人確認を行ってください。
2.メルペイスマート払いの設定をする
本人確認が済んだら、メルカリアプリでメルペイスマート払いの設定を行います。
設定手順は、以下の通りです。
-
STEP 1
メルカリのアプリを開く -
STEP 2
「メルペイ」のタブを押す -
STEP 3
「使い方」から「メルペイスマート払い」を押す -
STEP 4
「設定を始める」を押し、設定を開始する -
STEP 5
「上記の利用目的で申込む」を押す -
STEP 6
「パスコード」画面から、自分で定めた4桁のパスコードを打ち込む -
STEP 7
「利用上限金額を設定」画面から、利用上限金額を選択し、「この金額ではじめる」を押す
以上で設定が完了です。
3.バーチャルカードの発行
本人確認手続き完了後、MasterCardのオンライン加盟店から、カード決済で使えるバーチャルカードの発行が可能になります。
メルカリのアプリ内にある、メルペイTOP画面を開き、「ネットショップで決済」を選びます。
画面の案内表示に従い進んでいけば設定が可能です。
設定完了後、アプリ上でカード番号および有効期限などの情報が表示されるため、ネットショップで使います。
メルペイスマート払いのため、買い物等で使った支払いは後払いであり、事前にチャージする不要はありません。
以上でメルペイ側における設定が完了です。
4.換金業者で現金化する
バーチャルカードの発行が済んだら、後払いアプリの換金業者で現金化します。
クレジットカードなどの現金化業者は複数存在しますが、メルペイ等の後払いアプリで現金化できる業者は限られています。
そのため、メルペイスマート払いで現金化を考えている方は、事前に対応可能な業者を調べておきましょう。
換金業者利用のリスクと現金化の注意点
メルペイスマート払いを活用した現金化は法律違反ではありませんが、メルカリ・メルペイ公式としては規約違反としています。
メルペイ公式のお知らせでも「メルペイスマート払いの与信枠を現金化する行為」は禁止事項であり、オンラインで利用できるギフト券やプリペイドカードを購入して換金する行為も含めて禁止対象とする旨が明言されています。
万一こうした行為が発覚した場合、アカウントの利用停止措置や、場合によっては利用枠の一括返済(残債の即時支払い)を求められることもあると警告されています。
どうしても換金を検討する場合は、少額かつ一度きりに留める、短期間に繰り返さない、換金性の高すぎる商品(ギフト券や高額電子機器等)を連続で買わないなど、リスク軽減策を取って自己責任で行いましょう。
まとめ
メルペイスマート払いには、自動引き落としであれば手数料がかからないことや、利用上限金額が決められる特徴があります。
メルペイスマート払いを利用する際には、支払いの滞納に注意が必要です。
支払いを滞納してしまうと、清算完了までメルペイスマート払いが使えなくなってしまいます。
そのため、メルペイスマート払いを使って現金化したいと思われている方は、メルペイスマート払いの特徴や注意点、現金化する手順について十分理解した上で検討することが大切です。
-
この記事を書いた人
管理人Y
自身が実際に現金化した経験を活かして、優良業者を選ぶコツやかしこく現金化する活用法を発信しています。詐欺や悪質な業者にひっかからないよう、ぜひ当サイトをお役立てください。